きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

南天

南天(なんてん)

「難を転じて福となす」という意味に通じることから縁起が良いとされ、正月飾りなど祝事に使われています。さらに、南天実には咳止めの効果があり、古くから薬用として利用されていました。

季節の植物を調べると、上記のように、南天が出てきたのですが、咳止め効果って、まさか、あの赤い丸い缶に入った南天のど飴って・・・植物の南天のこと???と思って調べてみました。

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平安時代に中国から渡り、古来より鎮咳の生薬として、 縁起ものの木として日本で親しまれた植物。それが南天です。

日本ではナンテンが「難転」~難を転じて福となす~に通じることから、縁起木として愛されてきました。
戦国時代には、武士の鎧びつ[鎧を入れておくふた付きの箱]に南天の葉を収め、出陣の折りには枝を床にさし、勝利を祈りました。正月の掛け軸には水仙と南天を描いた天仙図が縁起物として好まれたようです。

江戸時代になると、南天はますます縁起木として尊ばれるようになります。南天を庭に植えれば火災を避けられる。とても効き目があるという記述があります。江戸時代にはどこの家にも南天が火災よけとして植えられるようになり、さらには悪魔よけとして玄関前にも植えられるようになりました。

こうした習俗は今も日本の各地に残っています。

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とあったのです。知らないとこがたくさんありました。

お正月に活躍する、縁起物の可愛い実としての認識しかありませんでした。

南天のど飴は、あの南天から作られたものだったのですね。

南天は、実家の玄関前に植えられ、お正月の料理の飾りに、毎年枝を切っていました。小学生の頃には、「難を転ずる」縁起物だとして、お正月の飾りには欠かせないとは聞いていましたが、まさか【悪魔よけ、火災除け】というのを知っていて、南天を玄関正面に植えていたのか、母に聞いてみようと思います。

40年以上生きていて知らないことが沢山ありますが、今は、ネット社会で、すぐに何でも調べられて便利です。これからは、ふと気になったら、すぐに調べようと思います。

 

今日は、南天にちなんで、南天コーデしてみました。

赤い色無地着物に南天の実のような赤の水玉模様(南天に見える~)の名古屋帯を合わせて。帯締めには、葉の色の緑を挿して。

茶色の米沢紬は、南天の幹の色。先ほどと同じ名古屋帯を合わせて。

着物は組み合わせで、何かを表現できるという楽しさがあります。是非是非、少しでも多くの人が、着物の沼にはまってほしいと思う毎日です。