きものくらちの小牧店ブログ
牛蒡(ごぼう)
旬の野菜・牛蒡(ごぼう)
ごぼうは身体の毒素を排出してくれるため、血液が浄化され、むくみの解消やお肌の調子を良くしてくれます。毎日の摂取には「ごぼう茶」がおすすめということです。
ひらがな、カタカナで書いてあることが多い牛蒡。なんで牛と言う字をつかっているのか疑問に思いながら、早、20年以上。いいかげん、このタイミングで調べないと、一生調べません!
調べました!「牛蒡」の 牛という文字が用いられているのには、牛蒡が牛の尻尾に似ていたから。蒡と言う文字は、ごぼうに似た草の名前に使われた漢字で、その草よりも牛蒡が大きかった。というのが理由だそうです。
ゴボウは、日本人にとっては、小さい頃から馴染みがあり、誰もが知っている野菜。幼稚園の頃には『♪おべんとばこに・・・♪』という音楽でゴボウが出てきたはず。紙芝居でもゴボウが主役のものがあって、細長い泥まみれのわんぱくっぽいイメージでおなじみの野菜、だと思っていたのですが、小学生の頃、太平洋戦争中、外国人捕虜にごぼうを食べさせたところ「木の根っこ」を食べさせられ虐待されたと勘違いし、これにより日本人は裁判にかけられ、死刑となった恐ろしい過去があるということを聞き、衝撃を受けたことがありました。
ちなみにゴボウの花って見たことないなぁ。と思って調べました。
アザミのようで可愛いです。
今日は、そんなこんなでゴボウコーデ。
ゴボウの根の色のような茶色の米沢紬と、牛蒡の紫の花から、紫の八寸帯を合わせてみました。もちろん長襦袢もオシャレに、同じゴボウ色♡
ゴボウの葉はどんなのか調べると、
何だかツワブキの葉に似ていました。
ですので、こちらは長襦袢と着物を変えずに、ツワブキの葉柄の半巾帯をコーディネイトしてみました。
いずれも帯留は、弊社ブランド「素遊」のガラスの帯留です。一点ものです。同じ色柄、サイズはありませんので、お早めに♡