きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

夏至

二十四節季では、夏至です。

昼が一番長く、夜が一番短くなります。暑さは、日に日に増していきますが、日照時間は冬に向かって、どんどん短くなっていきます。そして、今日は16時頃から部分日食が起きますので空を見上げてみるのもいいですね。

これからの季節、百合が8月頃まで見ごろです。

振袖や、夏の着物や、浴衣にも使われる百合。室内で飾られた記録の残る日本最初の花です。

百合は西洋では聖母マリアの花として愛好されています。
そのどこか西洋風な雰囲気が好まれて、大正末から昭和初期に着物の柄として流行しました。
特に百合の持つ清楚なイメージが、未婚の若い女性に好まれたようです。ですので、今でも振袖や浴衣、着物に使われているのですね。

今日はそんな百合の浴衣コーデをしました。

①百合の花の青と同じ青の半巾帯できりっとした印象に。

②めしべのカラシ色と同じ色の半巾帯で明るいイメージに。

③白い百合と同じ色の半巾帯で上品に。

浴衣が決まったら、半巾帯を選ぶのですが、浴衣の中の一色を選ぶと選びやすくなりますよ。その中から、自分のイメージに合った色や、合わせた印象で決めていくのが面白いですよね。半巾帯一つで印象は変わります。

 

浴衣 撫松庵 セオアルファー 百合

半巾帯 ① 撫松庵 ポリエステル 青/ターコイズブルー 縞4パターン

② ポリエステル カラシ/生成り

③ 正絹 博多帯 白/黒