きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

立秋(りっしゅう)

二十四節季で、7日から立秋(りっしゅう)です。

毎日暑い日が続きますが、お盆明けには秋の気配が少しずつ感じられます。この日から、季節の挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに替わります。

このころから、浴衣、着物でも「秋」の柄をまとうと素敵ですよね。七草のキキョウ、ススキ(尾花)、撫子、萩などが代表的です。ほかにも、月見や鈴虫、面白いところでは野菜(ナスなど)も秋の柄に数えられます。

浴衣ですと、秋の柄は多いですし、お家で洗えるので、着用する機会も増やして頂けるのではないでしょうか。秋柄を盛夏に着用していだだくのも、もちろん先取りでいいですよね。

秋の柄は落ち着いた印象のものが多いので、年配の方、落ち着いた印象の方にオススメのデザインです。今年は浴衣を着る機会がないとおっしゃる方も多いですが、この夏、お家で浴衣を着て、一日過ごしてみるのも楽しいと思います♪

本日は立秋浴衣コーデを、いくつかご紹介いたします。

①菊と萩の花の浴衣。

萩の花柄にしては、色使いが鮮やかです。帯留にマゼンタ色のメノウ石を合わせて華やかに。

②紺地に萩の花の浴衣。

おとなしい色使いなので、濃い青とカーキの混じったタイルの帯留を合わせてシックに。

③ススキ、秋草とトンボ柄の浴衣。

トンボが少し茶系で描かれているので、それに合わせて、帯周りを茶系で合わせ、落ち着いた印象に。

 

浴衣姿でも、帯締め、帯留をするだけでカジュアル過ぎない着こなしになりますし、帯締めのラインが引き締まった印象を与えます。

 

浴衣①キスミス 綿 菊/萩

②雅姫 セオアルファー 萩

③染桔香 綿 ススキ/トンボ

半巾帯①撫松庵 ポリエステル 白

②嵐山よしむら 生成り/ピスタチオグリーン

③麻ルック 黄土/ベージュ

帯締め①絹 黄色

②絹 抹茶

③絹 茶

帯留①素遊 メノウ石 マゼンタ

②素遊 タイル 紺/カーキ

③素遊 硝子 茶/白