皆様こんにちは。ついこの間まで猛暑だったのが嘘かのように
涼しい日が増えましたね。
10月といえば、一年かけてお客様にお声がけさせていただいた
「着物パーティー」
10月12日(日)に、小牧名鉄ホテルにて、無事開催いたしました。
皆様、素敵なお着物に身を包み、大盛り上がり!誠にありがとうございました。
今回のパーティのメインゲストは
京都287年続く帯匠、「誉田屋源兵衛」の10代目誉田屋源兵衛さん
源兵さんの引き込まれるトークショー
誉田屋源兵衛さんの帯を作るにあたっての心意気を直接お聞きでき
お客様もスタッフも感激でした。
「着物は文様を着るものだ」
トーク中の源兵さんのお言葉です。
左側の帯は、徳川家康の孫、千姫が三歳の頃
嫁入り道具を用意するのに10年はかかったと言われる時代
三歳の千姫に好きな花を聞いたところ、紫陽花と答えたのですが、
「葉っぱは嫌いだから、菊の葉にして、幹は牡丹の幹がよい」と。
実在はしないのですが、千姫の嫁入り道具として用意した帯を再現したものだそうです。
帯に使用されている金箔は、3年以上寝かせ、色が落ち着いたものを使用しているとのこと。

右側の帯は龍。実際には存在しない動物ですが、
シルクロードを行った西洋から東洋の世界でも存在する「ドラゴン」を織りの技術で表現しているのだそう。
いずれももっと近くで見ると、うっとりとしてしまうような技術
世界に誇れる、日本の四季折々の花々、動物、自然、あらゆるものに命が宿るという考えと、
すべてに敬意を示し、意味を持たせて衣装にするというのは、日本独自の文化なんですよね。
そんな着物を創り続けている源兵衛さんから目が離せません。
とても素敵な誉田屋さんの訪問着と帯を着用いただいていたお客様と、
源兵衛さんの紗袷の粋な黒蛇柄の着物の後ろ姿のツーショット。素敵っ!

実は、今回のパーティーのドレスコードは
着物×ハロウィン。
誉田屋源兵衛さんの番頭 堀田さんとスタッフの蝙蝠コーディネイト。

お客様も各々のハロウィンカラーコーデで来て下さり
とっても楽しそうです💗

洋服と着物のミックス!若い感性が素晴らしい!
ハロウィンコーデの可愛い二人💕


「着物屋さんのパーティってもっと堅苦しいと思ってた!」
「こんな楽しいなんて…!」
「次回も絶対参加したい!」
嬉しいお言葉の数々に
さっそく来年の計画を始めています…!お楽しみに!
