きものくらちの小牧店ブログ
土脉潤起(つちのしょううるおいおこす)
2021.02.20
七十二侯では、土脉潤起。
冷たい雪が暖かい春の雨に代わり、大地に潤いを あたえる頃。寒さもゆるみ、眠っていた動物も目 覚めます。
明日、明後日は最高気温が20度を超える予報ですね。
暖かくなると、着物の下に着こんでいたヒートテックやキャミソールをどんどんそぎ落として着ていくので、見た目は一緒ですが、体も軽くなります。
今日は、鳥と花柄の洒落袋帯をメインにコーディネイトしてみました。
着物は紅花染めの黄色の置賜紬。
着物は紅花染めの桃色の置賜紬。着物以外は変えていませんが、着物の色に反射して、帯の色まで違って見えるのは私だけでしょうか。
春らしい色合いの紬も、帯や小物で季節感は変えられます。紬は何と言っても自分でも着付けしやすく、着崩れしないように思います。日ごろから着たいとおっしゃる方には特にオススメのお着物ですよ。春になると、自分に似合うきれいな色の着物が欲しいと感じます。