きものくらちの小牧店ブログ
獺祭魚(かわうそうおをまつる)
2021.02.21
今日は七十二侯では、土脉潤起ですが、中国古代の天文学での七十二候では、雨水の初候は「獺祭魚(かわうそうおをまつる)」でした。かわうそが捕らえた魚を川岸に並べている様子が、人が祭りのときに物を供える様子に見えたことから生まれた季節の名前だということです。
カワウソを調べてみると、昔は北海道から九州まで幅広く分布していましたが、乱獲、開発による環境の変化で、激減し、今では絶滅危惧種。頭も良く手先が器用で力持ち。捕らえた魚を川岸に並べて置く習性の種がいるようです。昔は身近な動物で、たぬきやキツネと同じように人間を化かす動物として各地で怖~い伝説が残っているようです。
カワウソは可愛いという印象しかなかったので驚きです。
今日はカワウソみたいなコーデと思いましたが、全く思い当たらず・・・。
苦肉の策です・・・川岸でも着られるように、木綿の着物をご紹介。木綿の着物はお家で洗濯機で洗えちゃう優れものですよ。魚釣りもできちゃいます。
春らしく、POPな色でコーディネイトしてみました。
今日みたいに暖かければ、公園でピクニックも良さそうです。普段着としてなら、着物の下にシャツを着て、スニーカーを履いて、帽子をかぶっても良いと思いますよ。