きものくらちの小牧店ブログ
絞りの振袖
2021.06.14
絞りの技法は5・6世紀ごろには日本で生まれていたようです。
江戸時代には技術の発展、進展がされたのです。
それがいまでも素晴らしい技術として受け継がれているのです。
こちらは桜の柄が絞りで描かれたお振袖。
半衿にボルドーカラーの刺繍のものをメインにコーディネイトしてみました。
重ね襟は、金、ブラウン、ベージュ、ボルドー。帯締め、帯揚げの絶妙な色合いも、業者さんで作っていない色だったので、お願いして作ってもらいました。
シックなコーディネイトになったので、流行りのドライフラワー等の髪飾りも合うと思います。
こういった絞りのお振袖で多色が使われていないものは、自分の好きな雰囲気にしやすいのが特徴です。可愛らしく、上品に、かっこよくなど雰囲気は自由自在。
絞りの着物は時代によっての流行がとても分かりにくく、3世代受け継ぐのにはとっておきなお振袖です。