きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

振袖コーデ(辛子色に鶴)

地模様に向鶴菱、柄は鶴が大きく描かれています。

ここ数年、花柄ばかりのお振袖が主流でした。

たまに、お花柄の中に、ウサギや鶴が描かれていましたが、鶴だけというのはかなり珍しい。

豊かな生命力と長寿を象徴する縁起の良い鳥「鶴」は、幸せを祝うシーンに最適の模様です。長寿を祈ったり祝ったりするシーンにふさわしい文様とされてきました。一度つがいになると一生添い遂げるという鶴の性質から夫婦円満の象徴にもなっており、婚礼の場にも良く合う図柄です。

着物がさっぱりしている分、帯を豪華な物を合わせ、その色味の中から、重ね襟、帯揚げ、帯締めの色をチョイス。

振袖以外にも、訪問着、色留め、色無地などにも使用できる帯を合わせました。

源氏物語をはじめ、1200年ほど前から厄落としの習慣は日本に代々と受け継がれており、長い物を厄年の方に送る習慣があります。意味としては、長寿を願う先人たちの思いがあるのです。

女性で初めての厄年が19歳。身に着けるもので一番長い物が帯です。約4メートル20cmぐらいはあります。長寿を願い、親からお子様へ送るものとしては最適ですよね。

その帯をお嬢様が一生使えて、親御さんの気持ちが込められているのはお嬢様にとっては一生の宝物として大切に使っていただけるものと思います。

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、当日のお仕度(ヘアー・着付け)、前撮り撮影会も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

当店のインスタグラムも開設しております。”きものくらち小牧店”をご覧ください。