きものくらちの小牧店ブログ
有松絞と博多帯
2024.06.02

日本の伝統工芸の着物。博多織の帯と有松絞の浴衣。
鎌倉時代からある博多織は、福岡県の織物です。
初心者にもおすすめの博多帯。特におすすめの理由は、平織と呼ばれるものであれば、年中使用することができるマレな帯なんです。
通常は季節に応じて、帯も変えなくてはなりませんが、カジュアルな着物であれば、年中使用することができます。
そして締めやすい。博多の献上柄は全通なので、初心者でも柄を気にすることなく締めることができますし、きゅっと、締めたら緩まない締めやすさもあるのです。
落語界では真打に昇進すると博多帯を締めて、高座にあがります。また、相撲界では十両以上にあがると博多織をしめることが許されます。
そんな博多帯の献上柄の人気が出てきています。
献上柄は大きく4つの模様で構成されています。
縞のモチーフ①、②は、家内安全、子孫繁栄の願い