きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

2024パリオリンピック

日本の男子バレーボールのオリンピックでの戦いを見ていたら、

 

あっ~!!!矢絣模様~!!!

デザイナーのセンスの良さに💕になっちゃいました!

 

矢絣は日本の伝統模様。

矢絣の“矢”の絵柄は、お正月や初節句に飾る破魔矢の上部についている矢羽根をモチーフにして考案された柄で、武士がで戦うときの弓矢ですから、強さを表したり、武運を祈願して武士の衣服の柄に用いられる縁起の良い柄とされています。

矢の持つ特性である「射る」という意味から、チャンスを射止めることにもご利益があると言われています。

今回のユニホームのなんと縁起のいいことか!!!

と一人でウキウキしてしまい、お振袖で、矢絣コーデしてみたくなったので、早速してみました。

 

池田重子さんの半襟のおしゃれという本には、半襟ばかりが多数並んでいる本があり、とても好きな本なのですが、その中に同じ柄があります。矢絣と梅で『先駆け』という名前の付いた半襟です。その半襟と同じ柄の半襟を今回合わせました。

梅はその年のどの花よりも早く咲く花であるという意味で、優れた人物などが輩出する時、先陣をなすもののたとえをいいます。「魁」(さきがけ)は先駆けとも書きますが、他の者に先んじて馬で敵中に攻め入ることがもとの意味で「魁」には、かしら(頭)、その道を初めて開いた人、優れているという意味もあります。

そんな半襟にも矢絣、帯も矢絣、日本といえば桜なので、帯締めに桜柄を入れました。

オリンピックを目指すお嬢様、オリンピックが大好きなお嬢様、何かを先駆けてしてみたいという野心を持ったお嬢様、チャンスを射止めたいというお嬢様におすすめですね💕

着物の意味を知って、選んでもらうのも素敵ですよ!