松園の藤

誉田屋源兵衛の浴衣 『松園の藤』の元となったのがこちらの絵画。

上村 松園(うえむら しょうえん、〈明治8年〉4月23日 – 〈昭和24年〉8月27日)日本画家。気品あふれる美人画を得意とし、1948年に女性として初めての文化勲章を受章した方の『焔(ほのお)』という絵画です。

謡曲「葵の上」に想を得て源氏物語に登場する六条御息所の生霊を描いたもので、美人画作家といわれる松園の作品の中では異色の主題。髪の端を噛んで振り返る青い顔には嫉妬に翻弄される姿が現われ,白地の着物に描かれた清楚な藤の花にからむ大きな蜘蛛の巣が,執拗な怨念を不気味に暗示させる。嫉妬の化身となった生霊を品格を損なわずに造形化した本図は,近代日本画の水準を高めたと評価される松園の実力を鮮やかに証明しました。

源氏物語を勉強していると、こんなめぐりあわせにワクワクします。

これは買わずにはいられない。まずは、コーディネイトをしてみました。

着物の中の色味を合わせるのが、一番問題なく、キマりやすいコーディネイトですよね。

 

まずは可愛く藤色の半幅帯。

元気に黄色の半幅帯。

大人な感じに麻の名古屋帯。

黒、白、藤色、黄色、黄緑と入っているので、この5色でコーディネイトしたら簡単ですね。

 

 

蜘蛛の巣は縁起でもない。と思ってしまう方も多いかもしれませんが、

アメリカ先住民の間では、蜘蛛の巣は「激しい嵐の守り」の象徴とされているそうです。

インドでは蜘蛛は「マヤ文化のマヤ」の象徴だそうです。これが意味することは、「限りない理解」だそうです。

南アメリカでは、蜘蛛は「創造の神」の象徴とされているそうです。

いずれにしても、蜘蛛は「創造の源」という象徴であるということでしょう。

ハロウィンでも蜘蛛の巣は縁起物。日本でも古来から縁起物として描かれ、芸者さんなんかには、いい男が捕まえられる。という意味も持っていたそうです。

 

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