きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

訪問着の小物合わせ

七五三、結婚式などで訪問着を持って来店されるお客様の多くが、

この着物着られるのかしら?という質問です。

その中でも、着物の柄や色を心配されるお客様が多くいらっしゃいます。

20年以上前の着物の着こなしで、一番の違いは柄でもなく、着物の色でもなく、小物の色合いです。

例えば、薄桃色の古典柄の訪問着。若いときに買ったというのであれば、オレンジ色のように、パンチの効いた色合いの帯揚げ、帯締めがセットで用意されていた。という方が多く見られます。

例えば、こんな感じです・・・・・。

帯締めと帯揚げを同じ明るい色で着るのが流行った時期もありましたが、何だか、古い感じを受けます。

今の流行りは・・・

①帯締めは帯と同じ色(白色)にして、帯揚げに挿し色(オレンジ色)を入れる。※挿し色は着物の中の一色を選ぶと、合わせが簡単です。

②帯揚げを着物か帯と同系色(薄桃色か白色)にして、帯締めに挿し色(オレンジ色)を入れる。※挿し色に着物の中の一色を選ぶと、合わせが簡単です。

③帯揚げは帯と同系色(白色)にして、帯締めは着物(薄桃色)と同じ色にする。

④帯揚げ、帯締め共に、着物の中の薄い色を取る。帯揚げはベージュと薄桃色で、帯締めはベージュ。

今、フォーマルのお着物は、小物は着物と一体化させるように着たり、一部分の小物だけはパンチの効いた色を挿し色として入れるのが流行りではあると思います。

同じ着物と帯でも、小物の色合いで、雰囲気が変わりますし、着ていく場所であったり、自分の好みもありますので、いろんな色合わせができますので、お好みの小物を探しにご来店くださいね。