きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

小寒(しょうかん)

二十四節季では、1月5日から19日までを小寒(しょうかん)といいます。

「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といいます。寒が明けると立春になります。

本格的な寒さがやってきました。松の内は7日で終わりですが、1月のお着物には、おめでたい柄を取り入れた着こなしをしたくなります♪

今日は松柄の帯をメインにコーディネイトしてみました。

辛子色の色無地と合わせて。明るい印象の着こなしに。

グレーの色無地と合わせて。落ち着いた印象の着こなしに。

同じ帯でも着物の色や小物合わせでイメージはずいぶん変ります。

洋服では無い柄や、色合い、色合わせを楽しめるところが着物の醍醐味の一つ。同じ形の着物で、同じように着るのに、色柄だけで季節やイメージを表現している世界で唯一無二の民族衣装だと思います。海外にお出掛けできない今だからこそ、自国の文化を見直してみるのも良いですね。