羽の色が美しく、母性愛が強く子孫繁栄を意味する雉子は、よく春の草花とともに描かれますが、季節に関わりなく吉祥も意味する鳥です。
着物の柄で見る鳥類では、鶴、おしどり、孔雀、オウム、雀、サギ、カワセミ等は頻繁に目にする柄ですが、雉を気にしてみたことがなかったので、当店にも雉の柄の着物があると思って探してみましたが、なかなか探しても出てきませんでした。
野生の雉も見かけなくなりましたが、着物の柄でも希少になってきているのでしょうか・・・。
七十二侯では、15日から19日は、雉始雊(きじはじめてなく)
雉が鳴き始める頃。雄が雌への求愛のしるしとして「ケーンケーン」と甲高い声で鳴きます。足の裏で震動を敏感に察知することができ、数秒早く地震を知らせることができます。
35年ぐらい前(小学生だったころ・・・)には、区画整理の出来ていない、近所の草地に沢山、雉が住んでいた記憶がありますが、今では見かけなくなりました。
雉は、桃太郎などの昔話にも出てきたり、日本の国鳥にも指定されていて、1万円札の裏にも描かれている鳥です。
着物には、日本古来から雉子文 (きじもん)として存在しています。
羽の色が美しく、母性愛が強く子孫繁栄を意味する雉子は、よく春の草花とともに描かれますが、季節に関わりなく吉祥も意味する鳥です。
着物の柄で見る鳥類では、鶴、おしどり、孔雀、オウム、雀、サギ、カワセミ等は頻繁に目にする柄ですが、雉を気にしてみたことがなかったので、当店にも雉の柄の着物があると思って探してみましたが、なかなか探しても出てきませんでした。
野生の雉も見かけなくなりましたが、着物の柄でも希少になってきているのでしょうか・・・。