きものくらちの小牧店ブログ
水沢腹堅
2021.01.25
七十二侯では、今日から、水沢腹堅(さわみずこおりつめる)です。
沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、氷点下に達する地域も多くみられます。
雨が降り、少し暖かくなったかと思いましたが、また寒い日がやってきそうです。
沢の水。という言葉から、この帯がピッタリだと思った、袋帯のご紹介。雪代流々文様と記されている帯は、川の流れが凍った姿にも見えますし、今にも凍りそうになりながら流れているようにもみえるキリリとした雰囲気の袋帯です。
①水色の無地の着物に小物を白で統一。一つ紋を入れておけば、友人の結婚式や、パーティーにも出席できますね。
②黄色と水色の混ざった米沢紬に合わせてみました。きらびやかな帯ですが、古典の吉祥文様等ではないので、洒落袋帯として遊んでも面白いとおもいましたので、春の足音が聞えるようなコーディネイトにしてみました。
素敵なバックとお草履を合わせて、おしゃれ着としても活躍しそうです。