きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

七十二侯では、雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)の時期になります。

春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃。季節の変わり目であり大気が不安定であることから、雪や雹を降らせることもあります。

昨夜の大雨はすごかったですね。しかし、今朝は気持ちのよい暖かさで、空気も気持ちよく、濡れた木々の葉もキラキラときれいでした。

そして、今日は24度が最高気温と言う事でした。暖かい日は単衣の紬が気持ちが良いですよね。今日のような気持ちの良い日をイメージしたコーデをしてみました。

薄い藤色の米沢紬に卵色の半巾帯を合わせて。ちょっとオシャレにするために帯留を合わせてみました。

右側の反物は長襦袢。着物姿は地味目でも、袖口からちらりと見える長襦袢は、桃色と藤色の横段柄。ちょっとしたことですが、長襦袢がオシャレだと抜群に素敵だなあ。と思います。

同じ長襦袢と着物ですが、博多帯を締めて。

博多帯は夏も使える万能選手。帯留にピンクのガラス玉をつけて春らしさをプラス。