きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

破れ紗綾形

かぶき者(かぶきもの。傾奇者、歌舞伎者とも表記されます)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての社会風潮。特に慶長から寛永年間(1596年 – 1643年)にかけて、江戸や京都などの都市部で流行しました。異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのことで、茶道や和歌などを好む者を数寄者と呼んでいたのですが、数寄者よりさらに数寄に傾いた者と言う意味なのだそうです。

そこから出雲阿国がかぶき者の風俗を取り入れて、歌舞伎踊りを始めたことが、現在の歌舞伎の始まりとされています。

紗綾形と言った卍模様が永遠と連なったおめでたい模様があるのですが、そんな整ったものを破る=普通じゃつまらない粋なもの。を求めてかぶいた人たちに好まれたのが、破れ紗綾形です。

普通の浴衣じゃつまらない。と思う男性には特にオススメの破れ紗綾形の浴衣コーデをご紹介。

帯は縄帯。かぶきものは、普通の角帯じゃつまらないですよね。

コロナが収まったら、こんな浴衣でお酒を飲みに行くのもいいかもしれませんね。