きものくらちの小牧店ブログ
セオアルファーの浴衣
2021.06.08

アザミの花・・・?
と思ったけれど、違いました。
よく見るとアーティチョーク。
アーティチョークは朝鮮薊(ちょうせんあざみ)とも言い、若いつぼみだけを食用とする野菜です。江戸時代にオランダから渡来したと言われていますが、日本ではなかなか育たないので、スーパーであまり目にすることはないかもしれません。
アザミは夏の着物や帯に使われる柄なので、アーティチョークもアザミの一種なので、浴衣柄になったのか?初めてアーティチョーク柄を見ました・・・。
左身頃にスーッと伸びたアザミは付け下げのような絵付けで、帯留や帯締めで大人っぽい着こなしを。
こちらはツワブキの葉柄。ツワブキの花は10月から12月頃に菊のような花が咲くのですが、葉は常に緑が濃く艶やかな緑色をしているので、年中使用できる柄なのです。
色合いも、重すぎず軽すぎず、デザインも主張しすぎず、かといって、大人しすぎないのが素敵。小物は着物に使われている色合いでまとめました。
ツワブキは民間薬として、主に茎葉を8月から9月ごろに採取して天日乾燥したものを生薬とし、蓮蓬草(れんぽうそう)や橐吾(たくご)と称して、のどの腫れ、おでき、切り傷、打撲ややけどに用いられているそうです。
セオアルファーの浴衣の洗濯は洗濯機で!一晩干せば、翌朝には乾いている。しわにならない、アイロンいらず。サラサラとした着ごこちで、裾裁きが楽です。管理が簡単ですので、浴衣初心者の方から、ベテランの方まで、是非一着、オススメしたい浴衣です。