きものくらちの小牧店ブログ
振袖コーデ(辻が花)
2021.09.11
こちらは薄い藤色から、青紫にグラデーションになっている辻が花。
辻が花とは染め物の技法の一種です。その由来は古く、室町時代から安土桃山時代に最盛期を迎えたと言われています。
流れるような花や草木が描かれているのが特徴的ですよね。様々な花が交わる、という意味の辻が花。
「辻が花」という言葉の由来ですが、厳密には明らかにされておらず、室町時代から安土桃山時代頃に読まれた句の一つに「~つじがはな(花)をお(折)るかな」という部分があり、これがこの語の始まりなのではないかと言われています。
パステルカラー調で描かれた可愛らしいお振袖。ふんわり柔らかい印象ですね。
帯もパステルカラー調のものを合わせました。
重ね襟は濃い原色を以前は合わせておりましたが、今は優しい色合いやナチュラルカラーを組み合わせるのが流行り。
ただ、ぼんやりとしてしまう。というときは一色、濃い色を挿し色にするのがオススメです。
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