きものくらちの小牧店ブログ
振袖コーデ(紺色に牡丹と蘭)
2021.10.23
紺色の着物に大きな牡丹と蘭がたっぷりと描かれたお振袖。
蘭は四君子の一つに数えられるおめでたい花です。
四君子とは竹、梅、蘭、菊の4つを揃えた文様のことです。
- 竹はまっすぐ伸び、中は空洞で腹に二物がない
- 梅は他の花に先駆けて春に咲く
- 蘭は王者の香りがある
- 菊は長寿の象徴
このような特徴が中国から伝わり、日本でも江戸時代に文人が好んだことで広まったモチーフです。
蘭は中国から伝わり、「善人は蘭の如し」王者の香りありといわれ尊ばれました。
花の丸などで表現されることもあります。
ほっそりした姿の蘭だけでなく、カトレアなどの洋蘭も着物の柄として用いられることがあります。
カトレアは明治38年に初めて着物の柄のモチーフになったそうです。
半衿にもレース、重ね襟にもレースとストーンを合わせて。薔薇や蘭の洋花と呼ばれるお花にはよく合うと思います。
当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。
着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、当日のお仕度(ヘアー・着付け)、前撮り撮影会も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。
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