きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

花の兄・梅

梅は、古来より、梅は寒さ厳しい冬に、香り高く咲くために、特に尊ばれてきました。

梅の木は奈良時代に中国から輸入されたのですが、中国文化の「学問に励むと梅が咲く」という故事・好文木(こうぶんぼく)の影響で、貴族に好まれました。
平安時代に桜の人気が出るまでは、花見と言えば、桜ではなく梅の花のことでした。

菅原道真が、特に梅を愛したことが知られ、やがて、天神信仰の普及につれ、中世には庶民の間でも、梅の人気が高まりました。これにつれ、着物や帯の文様として広く使われるようになりました。

菅原道真は「学問の神様」とされている人物ですが、その道真を祀っている神社には「梅紋」が神紋として定められています。太宰府天満宮はこちら。

梅の毎の文字は母親を表しますが、厳寒の最中、香り高き花を咲かせる梅の姿は、まさに子を産み育てる母親の強さ、尊さに重なります。
松や竹と組み合わせて、「松竹梅」とされる縁起の良い花です。

 

梅を《花の兄》とも呼びます。1年の中でも最も先に咲く花、という意味で、すべての花を兄弟と考えた時の「兄」である、という意味なのだそうです。

本日は、梅の半襟をご紹介。

 

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、当日のお仕度(ヘアー・着付け)、前撮り撮影会も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

当店のインスタグラムも開設しております。”きものくらち小牧店”をご覧ください。