きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

襦袢(じゅばん)って?日本語?

肌襦袢、半襦袢、長襦袢と聞きますが、襦袢って日本語っぽくないと思いませんか?

きものを着る際の肌着。襦(じゅ)も袢(ばん)も下着を意味する言葉です。この「じゅばん」という音は、アラビアの男性が着る「ジュッパ」が元になっています。ここから派生して、フランス語でペチコートを表す「ジュポン」という言葉、それがさらにズボンともなりました。すなわち、ズボンと襦袢は語源が同じということになります。

日本の下着は白無垢の対丈仕立てでしたが、南蛮人によって襦袢がもたらされた16世紀頃からは、丈の短い襦袢が流行し、腰あたりまでの「半襦袢」、身丈ほどの「長襦袢」などが作られました。

肌襦袢は一番下に着用する下着です。こちらは見えないように着用します。

しかし長襦袢は振りや袖口からちらりと見せるオシャレアイテム。

 

↓ 中から見える赤い長襦袢がオシャレですよね。

江戸時代に派手な着物の禁止令が出ましたが、長襦袢に華やかな色を合わせて市民たちは着物のお洒落を楽しみました。

 

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、着付けのお仕度(ヘアー・着付け)、撮影も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

当店のインスタグラムも開設しております。”きものくらち小牧店” ”kimonokurachikomaki”をご覧ください。

 

当店は水曜、月末最終火曜がお休みです。

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