きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

4月4日は獅子の日

獅子とはライオンの事。

語呂合わせから、獅子の日となっています。

 

守護獣としてのライオンの起源は、紀元前3000年頃の古代エジプト・メソポタミア文明にまでさかのぼり、その当時、ライオンは強さや権力のシンボルとして扱われていました。

有名な例は、古代エジプトにおいて神殿を守るために置かれたスフィンクス。スフィンクスは頭は人間で、体はライオンでかたどられた像です。

その後、ライオンを守り神とする思想は、シルクロードを通って、インド・中国に渡ります。インドにおいて、仏様を左右一対の二体で守る形ができました。また、龍などの様々な幻獣を生み出してきた中国において、ライオンはより派手な「唐獅子(からじし)」となります。

このように、守護獣としてのライオンはそれぞれの地域で多様な変化を遂げ、後に日本に伝わりました。

ライオンは、日本に伝わり、獅子と狛犬とシーサーになったのです。それぞれ、置かれる場所や効果が異なっています。

「狛犬」は、神社・寺院を守る左右一対の像で、元は右側の口を閉じた方の像のこと。

「獅子」は、元は狛犬の左側の口を開いた方の像。

「シーサー」は、沖縄の家庭で魔除けのために置かれる像です。

 

獅子は神社仏閣の入り口で両脇に置かれているものの他、建物の金具としてデザインとして使用されていたり、男性の長襦袢や、羽織りの裏地としても使用されていて、とっても好きなデザインでしたが、自分の好きなデザインの女性物がなかったのですが、誉田屋源兵衛さんのところにあったのです。可愛い獅子の帯が!!!

誉田屋源兵衛さんの麻世妙の着物と一緒にコーディネイトしてみました。

麻世妙の着物の艶感と、獅子の帯の艶感と柄によって、 ” 鉄の女っぽい”と言われましたが、鉄の女をイメージしていたので大成功です♪

 

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、着付けのお仕度(ヘアー・着付け)、撮影も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

当店のインスタグラムも開設しております。”きものくらち小牧店” ”kimonokurachikomaki”をご覧ください。

 

当店は水曜、月末最終火曜がお休みです。

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