きものくらちの小牧店ブログ
米沢夏の8寸帯
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米沢の夏の8寸帯。
夏は暑いけど、半幅帯では物足りない。という方には、夏の涼しい名古屋帯がおすすめ。
こちらは、久留米絣の浴衣。
久留米絣(くるめがすり)とは・・・福岡県久留米市を中心に周辺地域で生産されている織物。綿素材の織物で、通気性が良いため夏は涼しく感じ、冬は内側の熱が放出されにくいため暖かい。着れば着るほどに肌に馴染み、風合いが良くなっていきます。丈夫な生地のため普段着としても優れた性質を持っています。
久留米絣の特徴は柄のかすれやにじみで、手作業で作られた絣に親しみやすさを感じることができますね。素朴なデザインの中でも、デザインの技術は進歩していき、大柄小柄絣、絵絣などの技法を生み出しました。
備後絣(びんごがすり)、伊予絣(いよがすり)と並び日本三大絣の一つと呼ばれる久留米絣は、複雑で繊細な柄と素朴な藍色が着る人の心を楽しくさせます。洗うほどに美しくなるとも言われ、長く愛用される木綿絣です。
こちらは、長板中形の手染めの浴衣。綿紅梅の生地です。
長板中型とは・・・江戸時代に浴衣地として発展した藍の型染めで、両面染めによる藍と白の明快な対比が真骨頂。
「両面に防染糊を引く」というのが大きな特徴で、両面の同じ場所に糊を置いて藍甕で染めるため、藍と白のコントラストがより鮮やかに浮かび上がります。この藍と白の明快な対比の美しさが長板中形の魅力です
こちらは有松絞りの浴衣。
有松染め・・・絞りの町有松は、江戸時代の初め、徳川家康が江戸に幕府を開いてまもない慶長13年1608年に、絞り開祖の竹田庄九郎らによって 誕生しました。
有松絞りの歴史は、尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護し、竹田庄九郎を御用商人に取り立てたことからはじまりまり、旅人が故郷へのお土産にと、きそって絞りの手拭、浴衣など を買い求め、これが街道一の名産品となり、その繁栄ぶりは、北斎や広重の浮世絵にえががれたましたが、鳴海の宿は有松を描いたもので、「名産有松絞り」と記してあります。
いずれも、それぞれの美しさがあります。
自分の好みの浴衣はどれですか?
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