きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

高砂の松 たかさごのまつ

調べれば調べるほど、奥の深い高砂の松・・・。

兵庫県、高砂市で江戸時代に誕生した高砂染め。江戸時代の姫路藩の一部であった高砂は高砂神社のあることで名前の付いた市です。

『高砂』は、能の作品の一つ。相生の松(あいおいのまつ、兵庫県高砂市・高砂神社)によせて夫婦愛と長寿を愛で、人世を言祝ぐ大変めでたい能で、古くは『相生』(あいおい)、『相生松』とも呼ばれていました。

高砂染めは、高砂神社が名所であったため、姫路藩は、相生の松をモチーフに高砂染めを名産品としてはぐくんできました。

2種類の型を使って3色に、松のモチーフに染めた高砂の松は大奥に贈答されました。大奥への贈答品は藩のトレンドや技術力を見せつけるためのもので、大奥の女性が身に着けることで藩の宣伝にもなったのです。高砂染めはおしゃれな高級品としてブランド力を発揮していました。高砂染めは、姫路藩の財政再建を担った特産品の一つでした。

ですが、昭和初期には途絶えてしまった高砂染め。二度も型染めをする手間があり、衰退してしまったのでしょうね。

ですが、今、高砂染めは復興に向かう動きを見せています。

 

高砂染めの歴史や成り立ちを聞くと、カップル、夫婦でこの高砂の松の浴衣を色違いでもいいので、お揃いで着てほしい💕と思ってしまうのです。

こちらは誉田屋源兵衛の高砂の松。こちらはさらに金のチラシ模様が入っていて、高級感たっぷり!

 

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