きものくらちの小牧店ブログ
”令和”とキモノ
2019.04.04
4月1日に、5月からの新元号が発表されましたね。
”令和”
万葉集の『梅花の宴』の一文です。
時、初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。
現代語に訳すと、
時あたかも新春の好き月(よきつき)、空気は美しく風はやわらかに、
梅は美女の鏡の前に装う白粉(おしろい)のごとく白く咲き、
蘭は身を飾った香の如きかおりを漂わせている。
この現代語訳を聞いたとき、1200年以上も前に詠まれた和歌が
現代でも情緒を感じるというのは、素晴らしいと思うと同時に
振袖のコーディネイトも浮かんできました!!
振袖、帯、半襟、帯締め、梅尽くしの振袖・・・・・
蘭の薫りが漂ってきそうな振袖がこちら・・・・・
2020年の成人式は 『令和』になって、初めての成人式です。
令和の訳を連想させる、こんな振袖はいかがでしょうか。