きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

”令和”とキモノ

4月1日に、5月からの新元号が発表されましたね。

”令和”

万葉集の『梅花の宴』の一文です。

時、初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。

現代語に訳すと、

時あたかも新春の好き月(よきつき)、空気は美しく風はやわらかに、

梅は美女の鏡の前に装う白粉(おしろい)のごとく白く咲き、

蘭は身を飾った香の如きかおりを漂わせている。

この現代語訳を聞いたとき、1200年以上も前に詠まれた和歌が

現代でも情緒を感じるというのは、素晴らしいと思うと同時に

振袖のコーディネイトも浮かんできました!!

 

振袖、帯、半襟、帯締め、梅尽くしの振袖・・・・・

蘭の薫りが漂ってきそうな振袖がこちら・・・・・

2020年の成人式は 『令和』になって、初めての成人式です。

令和の訳を連想させる、こんな振袖はいかがでしょうか。