きものくらちの小牧店ブログ
紅花染 よねざわ 新田
2019.04.26

昨日に引き続き『紅花染 よねざわ 新田』の反物をご紹介します。
紬は真綿(画像左下)を紡いで糸にします。
その糸を先に染めてから織り、反物にしていきます。
紬特有の光沢とあたたかみを感じます。
こちらの八重霞は、
糸にする前の真綿を先に染めてから
糸にしています。
こうして紡いでいくことにより
ところどころ色の変化した糸が
出来上がります(画像右下)。
アップにしてみると
画像ではわかりづらいのですが
八重霞のほうは様々な色が混じっています
(この絶妙な表現が写真では表せませんでした)。
実際にお手に取ってみて頂くと
お判りいただけると思います。
舞、八重霞ともに、同じように染めても、糸の染まり方に個性があるので、
全く同じ商品はできあがらないのです。
とっても素敵な紬です。
ご来店頂き、見て頂きたい一品です。