きものくらちの小牧店ブログ
梅子黄(うめのみきばむ)
2019.06.16
七十二侯では、本日より21日ごろまでを、梅子黄(うめのみきばむ)といいます。
梅雨入りと同じくして、梅の実が薄黄色に色づく頃。梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。
スーパーに行くと、砂糖氷が店頭に多くならんでいるのを見ると、梅酒をつける時期が来たのだと、わくわくします。
梅子黄から連想される、やさしい黄色の浴衣、帯をご紹介します。
浴衣地は、近江ちぢみ。くしゃくしゃ肌触り。薄いオレンジや黄色が縞模様で入っています。そこにパキッとした黒地にやさしい黄色の花柄。三分紐は落ち着いた黄色を合わせています。
二度おいしい、こちらの半巾帯と三分紐。ひっくり返すとこんなかんじです。
やさしい黄色と青の色が涼やかですね。