きものくらちの小牧店ブログ
七五三 前撮り撮影会
2019.09.10
先日、七歳を迎えられるお嬢様の撮影を行いました。
七歳の女の子は結婚式のお嫁さんと同じような小道具を使用します。
末広・・・扇のことで、末広がりでおめでたい縁起物とされています。扇を開くのはマナー違反なので、閉じた状態で手に持ったり、帯に挟んでください。
筥迫(はこせこ)・・・江戸時代に武家の女性たちが化粧ポーチとして使っていたものが由来です。現代ではそうした実用性は失われ、装飾品として胸元を飾ります。「いつまでも美しく身だしなみを整える」ようにと、そして夫への親愛の思いがこもった小物です。
帯締め・・・「丸ぐけ」という中に綿が入ったふっくらしたものを使います。そして丸ぐけには「永遠に続く幸せ」という意味があります。
抱え帯・・・元々は着物の裾をたくしあげて押さえるための紐でしたが、現在は装飾品として使われています。たくし上げて女性の軽快な動きを可能にしたことから「自由」を表しているとも言われている小物です。
これらの小道具をつけて、まるで小さな花嫁さんのようで、可愛いです♪
妹様とも、可愛いツーショットを頂きました♪
アルバムの出来上がりが楽しみです♪