きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

”アナ雪”コーデ!?

テレビを見ていると、頻繁に『アナと雪の女王』の画像や音楽が流れてきます。

アナ雪の映画を見たことはありませんが、エルサが水色のドレスを着ているのは知っています。もし、エルサが日本人だったら、、、

こんな水色の着物を着ているのではないかと思い、コーディネイトしてみました。

水色の無地の着物に、江戸切子の模様の帯、そして小物はすべて薄い水色や白にしました。江戸切子が冷たい氷を連想させませんか?

こちらは水色の米沢紬。直接見ると、水色単色ではなく、横に薄ピンクや白の糸が混じっています。米沢の織りの帯は、白に近い灰色に、名物裂(室町時代に中国から伝わった、織りの柄)の模様のウサギ柄。雪にはウサギですよね!!!

帯揚げは、雪をイメージして、少し金銀の入ったミント色のものに、帯締めは、引き締め色として、こげ茶とミント色のもの。

こんな感じで、連想させるような着物の着方をして、映画館に行って、誰かが気が付いてくれたら嬉しいですよね!

着物は組み合わせや、色合いで季節感などを連想させることが出来るので楽しいんです!!!

ウサギの帯も、春なら、パステルカラーでイースターをイメージさせたり、秋には黄色や、茶色の組み合わせで、お月見をイメージさせたり・・・。

先日、お客様が、薄いグレーと白の疋田柄のお着物に、街並みにサンタとトナカイが小さく描かれた帯を着用され、ご来店頂きました。お着物の絞り柄が雪に見え、帯の街並みに雪が降っている!!!とっても素敵な着こなし!!!粋でした!!!

本当にキモノは楽しいですよ♪