きものくらちの小牧店ブログ
笑う門には福来る
2020.02.03
時折、冬らしい気温になる時もありますが、
やっぱり暖かい冬ですね。
さて、今日は節分です。
恵方巻は、海鮮が良い、私です。
豆を数えると、打ちのめされます。
この心の闇を、豆で打ち払え、自分。
気を取り直し。
今日は節分。
節分と言えば鬼、鬼と言えば桃太郎。
桃太郎と言えば、サル・トリ・イヌのお供。
犬!
神坂雪佳の絵に、「百々世草より狗児」と言う絵(版画)があります。
それに、インスパイアされた絵ですね。
この帯を作られた作家先生曰く。
「この絵は、『笑』と言う漢字を表しているんだよ」
つまり、竹冠(竹)の下に犬と書くと、若干、強引である事は否めませんが、
『笑』と言う漢字になるんだよ、と言う事です。
それを聞いて、この帯が大好きになりましたし、
この帯のおかげで、日本美術に興味が沸き、今や、半径200km内なら車で赴いたり、
突如前日の夜、そうだ、福岡に行こう、と新幹線とホテルを予約したりと、
美術館・博物館のマニアになりました。
名古屋を飛ばされる事も多いのですが、地元でも良い展覧会は多いです。
『何を見て良いか分からない』なら、とりあえず、なんか中学生の時、聞いた事ある、
そんな画家を見に行くと良いと思います。
そして、いくつかランダムに見て行くと、だんだん、自分の好みがわかってくると思いますよ。
その時は、是非、お着物をお供に・・・(笑)