きものくらちの小牧店ブログ
シーミー
2020.04.05
沖縄では、二十四節気の清明の時期に、「清明祭(シーミー)」といって、墓前に親族が集まり、酒・茶・お重を供えた後、皆でご馳走をいただく習慣があるそうです。気候もいい頃ですし、今ではピクニック感覚でどのお墓もとても賑やかだとか。
しかし、今年はどうなんでしょうね。コロナの影響で、シーミーも派手にはやらないのでしょうか・・・。
沖縄といえば、琉球紅型。
早くは13世紀から起源を持つと言われる「琉球びんがた」。紅型とは、豊かな自然風土の中で生まれ、独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称である。紅型は長い歴史の中で、古くは王族や士族をはじめ、今なおその独特な美しさ・華やかさで人々を魅了し続けています。
現在でも、紅型の着物もありますし、特に、今年の成人のお嬢さまが、お母様のお振袖を持ってくるときに、とても素晴らしい紅型を持っていらっしゃるお客様が何人か、いらっしゃいました。
そのお嬢様のお一人。
黄色の地の紅型が、綺麗で、笑顔輝くお嬢様にとっても良く似合っていらっしゃいます。
紅型は、花々や動物が生き生きと表現されたデザインで、いつまでも変わらない美しさがあると思います。