きものくらちの小牧店ブログ
履き倒れ
大阪は食い倒れ
京都は着倒れ
東京は履き倒れ
なんて言われたりする、と東京・浅草の草履職人さんが仰られておりました。
お洒落は足元から、ってことでしょうか。
きものくらちにご縁のある浅草草履職人さん。
年に数回だけ来て、オーダーメイドで草履を作ってくださいます。
この職人さんは、とても強い意志をもって「草履をレザーで制作」されています。世の中の草履は全部レザーじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、通常、草履の殆どが合成皮革等でできております。
よって、寿命は5~10年程度。全く履いていないのにボロボロになってる!という事は、実はよくある話で、合成皮革(ビニールやプラスチックと同じ素材)なのでしょうがないのです。
この職人さんの草履は本物のレザーを使用している為、手入れ次第では30年以上履くことができると言います。本物の職人と、本物の素材だからこそ成せる代物という事ですね。
たくさんのお客様からご注文を承っておりましたが、出来上がってきた商品の一部をご紹介します。
美しい・・・
台が3段の草履ですが、その台がグラデーションになっております。
美しい・・・
台が7段。なかなかお目にかかれない段数の草履です。
この段一枚一枚に良質なコルクが入っており、それを一枚ずつレザーで加工していくという職人技。コルクを薄く削り出す作業も大変なんだとか。。。
後ろ姿も美しい・・・
全てオーダーメイドなので、このデザインも色々な仕様に変化させることができます。
台を一段にして柄を大きくとったバージョン。
防寒仕様も美しすぎる・・・
この美しさに加えて履き心地も良く、長時間の移動も苦にならず、一度履いたらやめられない、とお客様が口をそろえて仰られます。
浅草草履、気になりますか?気になってきましたか?気になりますよね。
きものくらちでのお取り扱いも、常時ではございませんので、詳細はお問い合わせ頂けますと幸いです。