きものくらちの小牧店ブログ
梅子黄(うめのみきばむ)
2020.06.16
七十二侯では、梅子黄(うめのみきばむ)。
梅雨入りと同じくして、梅の実が薄黄色に色づく頃。梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。
スーパーにも以前はラッキョウが並んでいましたが、そろそろ梅の実が並びますね。
梅干しを漬けたり、梅酒を漬ける時期になってきます。
梅がコロコロと可愛いのですが、梅を漬ける為のガラスの瓶が大きく、キラキラしていて梅雨のうっとうしさを跳ねのける気分にさせてくれます。
そんなガラスの器をイメージした浴衣がこちら。絵羽仕立てです。
足先の方が、太目のストライプで、肩の方が細いストライプ。
とても涼し気な浴衣です。長襦袢を着て、着物風にも着用できますよ。
今回もコーディネイトは白地の帯。夏には白地の帯が重宝します。何といっても涼し気です。
この姿で、梅の実のヘタを取る作業を縁側でできたら映画のようでしょうね。
浴衣 撫松庵 ポリエステル 白/藍 変則ストライプ
名古屋帯 誉田屋源兵衛 綿 白/銀 箔重ね
帯締め 絹 白/にせ紫
帯留 素遊 木