きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

鷹乃学習 (たかすなわちわざをなす)

七十二侯では、鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)

五・六月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃で、 独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え、「独り」ということを一から学びます。

昔の人達はこの季節になると、タカの親子が一緒に飛んでいる姿をみかけたでしょうし、ヒナ達が狩りを学んでいるのだなあと思って、空を見上げたのではないでしょうか。食物連鎖の頂点にいる猛禽類はもともと個体数が少なく、子育てにも時間がかかります。また営巣に適した高い木のある森と、獲物を見つけやすい開けた林や畑、カエルの棲息する田んぼなど、人間の手が入った里山が理想的な環境といわれています。

眼光鋭い鷹は男の子の着物(産着や七五三など)の柄として描かれることの多いモチーフです。遠くまで見渡す鷹の目には、本質を見抜く、先を見通す眼力に通じ、鋭い爪は一度つかんだ運や幸運を離さないという意味があります。また、鷹狩りは権威の象徴でもあることから、男の子の出世、大成を願う想いも込められています。

最近も多くのお客様に七五三の衣装レンタルや、撮影のご連絡が入りますが当店では、今月21日には店頭で見て頂けるよう準備致します。

今回は以前、鷹の衣装を着用され撮影された男の子をご紹介。

刀を持って立っている姿が凛々しいですね。

戦闘態勢ばっちりでしょうか!?

他には、兜や龍、虎などの柄も男の子には人気の柄です。

七五三の衣装購入、レンタル、着付け、撮影は当店へ!!!