きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

誉田屋源兵衛 赤黒浴衣

誉田屋源兵衛さんの浴衣は赤と黒で構成された浴衣が多いのか?

それとも、社長・スタッフが赤黒が好きだから仕入れが偏っているのか・・・?

それとも、私が赤黒が好きだから、目に入ってしまい、コーディネイトしたくなるのか・・・?

多分、全ての要素が重なり合っています。

 

今日はメンズコーデ。芭蕉布の角帯と、赤い雪駄は変えずに浴衣だけ変えました。

 

 

①アンドロメダ。

アンドロメダ銀河(M31)は、地球から約250万光年の距離に位置し、M33とともに肉眼で見える最も遠い天体。

②大笹。

大胆に描かれた笹の葉です。天に向ってすっきりと伸びる竹は、中国の故事で鳳凰がその実を食べるということから古来より吉祥の象徴とされ、勢い良く伸びる姿に威勢の良さを、真っ直ぐに割れる性質からさっぱりとした潔さを、冬にも瑞々しい緑の色を変えないことから不変・長寿の意をあらわす、縁起の良い文様です。

③笹美人。

スゥーと伸びた笹は身長が高く見えるかも!七夕には是非着用してほしい。

④破れ紗綾形

「卍」は仏教用語で「宇宙」「無限」、キリスト教では「幸福」「力」 、古代中国では「幸福」「功徳」という意味をそれぞれ持ちます。その紗綾形を切り取った文様です。

⑤破れ格子

「破れ格子」柄は桃山、江戸時代の「傾奇者(かぶきもの)」の流れを汲む文様で、この文様は約三百年前には存在したとされています。格子を破るの意味の中に現状を打ち破るパワーとエネルギー、強靭な精神性を表現しています。江戸中期は幕府の圧政は過酷で、それらに立ち向かう男気が「粋」としてもてはやされました。

誉田屋源兵衛の浴衣と言えば、破れ格子と言うくらいのデザインです。配色は色々ありますよ。

⑥金魚

夏らしく涼し気な金魚の柄には、「幸福」や「豊かさ」という意味があります。また、金魚の色にも意味があるそうで、赤い金魚は「幸福を呼び込む」といわれていますよ。

男性は、着物の色柄が女性に比べたら地味で色味も少ない分、浴衣ぐらいは派手でも良いと思いますよ。

生地の織り方も違うので、肌触りも透け感も違います。自分の好きな肌触りのものから見つけるもよし、自分の体に当ててみて、どれが一番似合うか見つけるのも良しです!まずは、体に合わせてみるのが一番です。

是非、見に来てくださいね。マイサイズにお仕立て致します!