きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

振袖コーデ(紺地に竹笹と南天)

竹の茎や茂る葉を描いた模様の意味・・・・・

まっすぐに勢いよく伸びる姿と、鳳凰(ほうおう)がその実を食べるという中国の故事から、古来より吉祥の象徴とされてきました。

冬も枯れないことから「不老不死」「長寿」「力強さ」などを表し、茎の中が空洞であることから裏表のない「潔白さ」の意味もあります。

次々と新芽を出して数を増やすことから「子孫繁栄」の象徴でもあります。

 

南天模様の意味・・・・・

日本では南天は、鎮咳の生薬として、また、「難転(難を転じて福となす)」に通じることから、縁起木として親しまれてきました。

戦国時代には、武士の鎧櫃(よろいびつ、鎧を入れておくふた付きの箱)に南天の葉を収め、出陣の折りには枝を床にさし、勝利を祈りました。
また、正月の掛け軸には、水仙と南天を描いた天仙図が縁起物として好まれたようです。

江戸時代には、「火災除け」「魔除け」として、多くの家の庭に植えられていたとか。こうした習俗は今も日本の各地に残っており、南天は家の鬼門の方角に植えられることが多いようです。

 

竹笹と南天が描かれ、雪輪の中にカラフルな四季折々の花々が描かれたお振袖をコーディネイトしてみました。

竹笹の上には雪が積もって見えますが、雪持ち笹と言い、風情があります。

冬だけでなく、通年着用できるお振袖です。

 

雪輪の中に描かれた花々がカラフルなので、半襟や重ね襟、帯揚げ帯締めもカラフルに。

帯や草履バックを白にすることで、着物の柄を引き立てます。

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、当日のお仕度(ヘアー・着付け)、前撮り撮影会も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

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