きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

振袖コーデ(束ね熨斗)

白地にポップな色調で描かれた束ね熨斗。

熨斗(のし)は、お祝いの封筒や、熨斗紙の右上に描かれていたり付いていたりしますよね。『熨斗』は元々、貝のアワビの肉を薄く剥がして乾燥させたもので、それを紙の間に挟んで祝儀の進物や、引き出物に添えてあるのをお祝いごとの時などによく目にすると思います。

熨斗文様とは、紙に包まれた真ん中のアワビ(熨斗鮑のしあわび)を細長く帯状にして着物にあしらえたものて、
何本か重ねたものは『束ね熨斗』と呼んでいます。束ね熨斗は、おめでたい象徴の熨斗を沢山束ねていることから、多くの人々から祝福を受けていること、その幸せを周囲の人達と分かちあって欲しいとゆう意味になるそうです。

束ね熨斗文様は、贈り物としての気持ちや、人と人との絆、繋がりを表し、その長さから長寿の象徴でもあるとてもおめでたい文様です。

熨斗の中に華やかな柄、色合いもカラフルで元気はつらつな印象のお振袖なので、全体にPOPな印象のコーディネイトにしてみました。

まずは半衿。色味を合わせながら、POPな駒柄を。

重ね襟も黄緑、水色、オレンジを合わせて、若々しく、元気な印象になります。

フォーマルの着物だと、振袖の時にしか、こんなにも色、柄がたっぷりの半衿を合わせることは出来ないので、若い時の特権ですね。

着物ならではの、柄と柄と柄の組み合わせも面白くていいですよね。

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、着付けのお仕度(ヘアー・着付け)、撮影も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

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