きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

桃の季節

七月から九月が旬である桃。

桃のジューシーな果肉は肌を若返らせる効果があるんですって!

そして、八月八日から十日までは、八九十(はくとう)の語呂合わせから、白桃の日だそうです。

白桃の日にちなんで、桃の刺繍入り浴衣をご紹介!

しかし、この桃って、中国でよく描かれているけれど、、、なんで着物に描かれているのか、謎だらけ・・・ネット検索・・・面白いっ!皆様も気になる方は検索してみてください。

完単に言うと、桃の花は美のシンボルであり、悪鬼を払うための道具だったそうです。それが日本にも伝わり、桃の節句(ひな祭り)でも飾られ、桃太郎という鬼退治の物語が出来たんだと思うんです。桃も、柿も日本古来からある果物らしいので、別に柿でもよかったような・・・。と思っていましたが、桃=悪鬼払い・・・納得しました。

悪鬼を払う桃と、コウモリ(中国語ではコウモリは福が来る。と同じ発音なので吉祥とされています。)の文様が背中にちょこっとついた、縁起が良く、悪鬼も払うであろう浴衣をご紹介。

背中の刺繍以外は無地なので、帯で遊べますよ!浴衣っぽくないので、単衣の時期に長襦袢を着れば、単衣の着物としても重宝するはずです!

①雲の色と同じ薄灰色の車輪模様と水色の帯で爽やかに。

②桃の色と同じマゼンタ色の帯で華やかに。

③桃のピンクと同じ色の博多帯でキリリとかっこよく。

④ベージュに薄ピンクの水玉模様の帯で可愛く。

残り少ない、浴衣でのお出掛けシーズンを楽しんでくださいね!