きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

振袖コーデ(大正レトロ)

赤橙色(オレンジ)のお振袖にレトロな色合いで描かれた毬。花柄のお振袖が多い中、毬がメインのお振袖は数が少ないです。

鞠は、長い糸を使って作られることから、「縁を結ぶ」という意味で描かれていたようです。「良縁が来るように」「円満な家庭を気づけるように」と、親は子供に願いを込めて毬柄の産着を着せていました。また、娘が嫁ぐ際には、お守りとして手毬を持たせたり、「手毬柄」の着物を、お守りとして嫁入り道具にすることもあります。このような習慣は、今でも受け継がれています。

平安時代には蹴鞠は貴族の遊びだったことから、「高貴さ」と「気品」を表すとも言われていたこともありますが、本来「鞠」は子どものおもちゃであることから、「子どもがどこに行っても寂しくないように」、結婚した時にも、円満という意味から「女性の人生を生涯に渡ってお守りください」、「どんな困難が起きても何事も丸く収まりますように」と、おだやかに過ごしてほしいという願いが込められています。

 

半衿にも色味の合う毬柄を合わせて。

帯締めもアンティーク風にオレンジの平組を合わせて。

当店は小牧店市内はもちろん、春日井、犬山、豊山、江南、大口、扶桑、一宮、北区、北名古屋市、可児など様々な地域からご来店頂いております。

着物の購入、レンタル、お母様のお振袖等の小物合わせ、当日のお仕度(ヘアー・着付け)、前撮り撮影会も当店で行う事が出来ます。着物の洗い、仕立て直し等、お着物のことでしたらなんなりとご相談ください。

当店のインスタグラムも開設しております。”きものくらち小牧店”をご覧ください。