きもの くらち

きものくらちの小牧店ブログ

着物の種類②

小紋はワンピースに例えられる着物です。

同じ柄がひたすら続いて配置されています。全体に柄が配置されているものも多いですし、飛び柄と言って柄が少ない物もあります。

洋服同様、花柄のワンピースを着ている感覚で着用できます。

江戸小紋は小紋の一種ですが、江戸時代に贅沢禁止令ができ、派手な小紋柄を公に着用できなくなり、ぱっと見は色無地に見えますが、よく見ると小さな柄が入っているものを江戸小紋と呼ぶようになりました。

江戸小紋は多数ありますが、「鮫(さめ)」「行儀(ぎょうぎ)」「通し(とおし)」は、江戸小紋の柄の中でも最も格が高い3つで、江戸小紋三役と呼ばれます。
江戸小紋三役は、家紋を付けることで結婚式や入学式などのフォーマルなシーンでも着用できます。

江戸小紋三役に「大小霰(だいしょうあられ)」「縞(しま)」を加えた5つが、江戸小紋五役です。

江戸小紋のなかでも格の高いものは江戸小紋五役までとされ、それ以外の柄はカジュアルなものとして位置づけられます。

こちらは鮫小紋です☟

 

こちらは色無地。セットアップ・スーツ感覚で着用できる着物です。背中に家紋を入れて頂くと、更に格が上がり、訪問着のように略礼装として式事にも着用していくことが出来ます。

以上、普段に着用している着物大まかに分けて、6種類です。

後はどんな帯をつけるかですね。

帯の話は今度・・・。