きものくらちの小牧店ブログ
9月18日(金)~21日(月)秋の大感謝祭
当店では、お振袖にご縁のあったお嬢さま方に、色無地のお着物の染める前の『白生地』をプレゼントさせて頂いております。
着物を毎日着る私も、一番重宝するのが色無地の着物だと思っております。
そして、私が買うのはほとんどが色無地。絵具のように全色揃う日がやってくるかもしれません。なぜなのかというと、
①帯を変えれば、TPOを変えることが出来る、万能選手。
カジュアルな帯をすれば、ご近所に。フォーマル帯をすれば、式ごとに。幅広さはピカイチの着物です。こんなに幅広く着用できる衣服は世界中どこを探しても他にないと思います。
②家紋を背中に縫える着物。
自分の家系表す家紋。世界中どこを探しても、一般市民でも家紋を持っているのは日本人だけなのです。
背中に一つ紋を入れますが、先祖様を表すもので、一枚でも家紋の入ったお着物を持っていると、身の引き締まり具合が違いますよね。家紋が入っていることで式典にも着ていくことのできるフォーマルな着物になるのです。
③10代から70代、80代まで、何十年もの間着られる。
派手な色でも、年齢を重ねても似合う方もいらっしゃるので一概には言えませんが、シックな色を選べばずっーと着ることができます。
④着物は形が変わらない。
スーツはパンツの形や襟の形、上着の長さなど10年もしたらデザインの流行が変わって着られなくなりますが、着物は何百年か変化していません。
⑤コーディネイトがしやすい。
毎日着るのに、着物の柄と帯の柄を組み合わせるのは技がいりますよね。しかし、帯には柄があるものがほとんどなので、着物は無地だとこの上なく合わせやすく、コーディネイトの幅が広がるのです。
《例1・椿と桜柄の袋帯、12月から桜が咲くまでの式事に》
《例2・名古屋帯で観劇やお友達とのお食事に。》
毎日着る者としては、やはりコーディネイト力が抜群だということと、TPOが自由自在になるというのが一番です。
ただ、頻繁には着ないけれども、一枚あったら一生飽きずに着られる一枚を選ぶとすれば、断然!!!色無地!!!オススメです。
まずは、色無地はどんな風にコーディネイトを変えて、どんな時に着て、どんな色がご自身に似合うのかは当店に来て、着物を見て頂きたいです。
是非お気軽にご来店下さい。お待ちしております。